アイ・シー・エフの最高戦略顧問だった榎本大輔氏ですが、fonfun(旧、ネットビレッジ)の筆頭株主だったということもお忘れなく。
そんなネットビレッジが平成17年の秋口に立て続けに行った株式交換をまとめると次のようなカンジ。
■㈱ウォーターワンテレマーケティング(H14/12/02設立)
株主資本 27,585千円 当期純利益 4,475千円@H17/02
神谷町綜合会計事務所/DCF法
株主 船木拓志 (50)、ONPOINT INVESTMENT Ltd. (50)
株式交換日(H17/11/15)終値610,000×割当交付株数916株=558,760千円
■㈱グローバル・コミュニケーション・インク(H08/03/22設立)
株主資本 68,834千円 当期純利益 4,343千円@H17/03
神谷町綜合会計事務所/DCF法
株主 FREELINK INVESTMENT Ltd. (100)
株式交換日(H17/12/20)終値579,000×割当交付株数840株=486,360千円
■㈱エンコード・ジャパン(H12/09/14設立)
株主資本 16,309千円 当期純利益 6,111千円@H17/08
神谷町綜合会計事務所/DCF法
株主 佐藤宣幸 (80)、WEALTH WAVE INTERNATIONAL INVESTMENT Ltd. (20)
株式交換日(H17/12/07)終値540,000×割当交付株数938株=506,520千円
ポイントは2つ。
先ずは、チョット高過ぎやしませんか、ということ。
次に、なぜか3社は未上場なのに大株主にはすべて外国籍の会社がいて、、、
株式交換で英領バージン諸島籍の会社に株式交付って、、、それ何てライブドア?
更に、アイ・シー・エフとの絡みで、あと2つほど指摘。
1つ目。神谷町綜合会計事務所の代表者は平山達大氏で、言うまでもないですが、アーティストハウス/アイ・シー・エフ人脈に連なる一人(説明がメンドいのでえんま帖をご参照)。
2つ目。アイ・シー・エフは平成16年5月に会計監査人をジャンク監査法人(copyright by 東洋経済)の一角を占める東京国際監査法人(現、清和監査法人)に変更。で、翌年5月にはネットビレッジも東京国際に変更。
その後、アイ・シー・エフは東京国際に逃げられ、アクティブ監査法人(ここもキワイ会社専門)に、で、昨日の開示で遂にペイントハウス、サンライズテクノロジー、クロニクルといった会社を担当されてる赤坂満秋、吉野直樹両氏に。
さてさて、奇妙な株式交換については、アイ・シー・エフのM&Aごっこまとめ(H18/07/09)辺りもご参照。